ABOUT ME


バブル最盛期、そして昭和と平成の境目である1986年9月18日、
埼玉県東松山市にてジャズサックスプレイヤーの父と文筆家の母との間に生まれる。
中秋の名月だった。
アガサ・クリスティー狂いの母が娘につけた名はそのまま「あがさ」。
自由奔放な両親のもと、一人娘ということもあり、幼い頃からモダンバレエ、フルート、
絵画など好きなことを好き放題しながら年少期を過ごす。
美術館や舞台鑑賞ばかりが楽しみだった。
14歳で発病。原因不明で治療法の見つかっていないUC患者となる。闘病生活の開始。
血まみれ、常時貧血。
一度きりの人生の切実さと儚さを実感すると共に、
人間の体のグロテスクな一面を知り興奮。その美しさを知る。

「人生とは、自分が思っているよりも、グロテスクで切実なものなのではないか」

ここで甘っちょろく生きてきた自分の人生を変えようと試みる。
この世間知らずのおばか患者の慰めとなったのは芝居だった。
この弱々しいちっぽけな肉体を媒体として、
いかに強力なインスピレーションを与えられるだろうか。
すべては意志によって裏付けられるというそれを確かめるべく、戦いが始まった。
自ら劇団を主宰。一人芝居なんかしてみる。芝居をうっては入院。うっては倒れ、
うっては入院。
そんなあほみたいな生活を繰り返す。
唐十郎などをOBとする明治大学文学部演劇学科に入学。
テネシー・ウィリアムス狂いとなり、戯曲まみれ、芝居まみれの大学生活を送る。
途中、園子温監督に出会い覚醒。
現在は舞台・映画を中心に、芝居だけにとどまらぬ表現手段をもちいながら
「命に代わるもの」を探している。

生死、性、エロティシズム、欲望、理性、そして日常。
敵はいつだって社会だった。
触れたものすべて、まるで刃物のように突き刺さる、そんな多感な時期を生きている。
世界の隅の隅の、ゴミみたいな女の話。









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